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Project no.10
Living of "Agri-tecture"
​土地に棲まう作法

 ​敷地は,大地を南北2つの海に挟まれた農漁村地域。豊富な食物資源に恵まれ,産業も盛んである一方で,地域内全ての住宅が高さ1.5m〜2.1mの浸水被害に合う可能性を持ったハザードエリアに指定されている。

 本提案では,地域内に点在する「小屋蔵」と呼ばれる農具と漁具の収納を兼ねた蔵と住まい,それぞれが独立した用途として暮らしの場を形成している点に着目した。土地と住み手を結ぶ「小屋蔵」の特性を住まいへと拡張し,水位変化を暮らしの一部に取り込むための「新たな付加価値」として再構築する。[家財や農漁具の収納]・[食料の収穫,備蓄,熟成]・[環境と共生した採光,通風]等を横断,習慣化し,土地と足並みを揃えることで様々なフェーズに対して柔軟に応答可能な住環境の創出を企図する。

▪️ ​敷地・計画概要

▪️ ​空間構成

▪️土地に住まう視点 

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