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Project no.1 ーDiploma Design (B4)ー
幽玄を纏う川湊
ー岐阜県川原町における,町を巻き込んだ鵜飼ミュージアムの提案ー
敷地は,岐阜県岐阜市川原町。この町は,長良川を挟んだ両側町として,舟と水辺の文化により栄え,鵜飼を取り巻く行程と共に構成されてきた。しかし,近年の川原町は,広範囲で伝統建築の保存と再現計画を進めており,形だけを再現したテーマパークへと変貌しつつある。
本計画では,鵜飼の営みを示すミュージアムを中心とした諸施設を挿入することで,鵜飼関係者が利用する路地「せこ道」の連続化を企図し,長良川沿いの鵜飼河戸一帯をネットワーク化,町と鵜飼との関わり方の再編を目指した。
学内最優秀賞
AIJ日本建築学会近畿支部主催・卒業設計コンクール 入選
歴史的空間再編コンペティション2015 入選
Project no.4 ーLaboratory Design Challenge (B4) ー
Rudolf・M・SchindlerによるOliver's houseへのアトリエ増築提案
Rudolph.M.Schindlerの設計した1920-50年代の建築作品を分析し,「空間の連続性」と「外部環境の空間化」という2つのコンセプトを発見した。
本提案は,1933年にロサンゼルスの斜面地に竣工したOliver's Houseに,建築家のためのア トリエの増築計画を行ったものである。アトリエを既存部の屋上に増築し,空間の連続性を断面方向の広がりによって継承した。建築家が,日常の生活から切り離されることなく設計活動を行える点に魅力が生じると考え,既存の生活動線を延長しながら,アトリエにアプローチ出来るよう企図した。
Project no.7 ーCompetition (M1)ー
流れ,留まり,地域を結ぶ,思い出を運ぶ駅舎
兵庫県川西市に位置する,能勢電鉄・山下駅の現駅舎を「思い出の生まれる駅」へと改修する提案である。
地域の中に巨大な障壁として存在する現駅舎に対して,3つの設計コンセプトを基にした改修提案を行った。
【3つの設計コンセプト】
① 大きく集まれる場所と小さく集まれる場所を融合させ,誰もがお気に入
りの空間を見つけられる駅舎を目指す。
② 高架の持つ量塊を,多様な大きさの特徴ある空間を挿入することで,細 かく分節し,地域にとって親しみやすい空間へと変えていく。
③ 敷地の持つ高低差を床スラブによって連続化させ,地域の中に人の流れ を創出する。
公益財団法人 都市活力研究所主催・「思い出の生まれる駅」 最優秀賞